Project No.9(2001年6月30日公開)

「JZX71にロアアームバーを装着しろ!」
〜1JZエンジン搭載車へのロアアームバー装着への挑戦〜

 走行性能を向上させるパーツがあまり多くはないJZX71ですが、今回は数少ないボディー補強パーツの一つであるロアアームバーを装着してみました。
以前から、気になってはいたパーツですが1JZ-GTE換装のため普通のGTツインターボなどと比べ、オイルパンがやや下がっているのではないかという危惧があったので、装着に踏み切れずにいましたが、たしか\7,500ほどでそれほど高いパーツでもないですし、やってみれば他のJZX71オーナーの方にも参考になると思いましたので購入してしまいました。
 パーツ外観ですがまず目に付くのがクスコって感じのブルメタ塗装です(笑
画像の上方向が取り付けたとき車体の前方になり、左右のロアアームの付け根に固定されます。
取り付け部分は筒状ですが斜めにカットされていてちょっと不思議な形です。
それと、タワーバーなどと比べて非常に軽いように思えました。
どうやらスチールではなくアルミでできているようで、見た目の割に非常に軽いです。
 早速取り付けです、まずロアアームの付け根にあるボルトを左右ともはずします、車はリフトに載っていますがロアアームには若干力が掛かっているので抜くときはタイヤを揺すったりしてがんばります(笑
 ボルトが抜けると(3)の画像で赤い線で囲っているパーツが落っこちてきます(^^;
ナットが固定された樹脂パーツでゴムも一体化されてます。
後方にあるパワステのブーツ部分をガードするパーツのようです。
ボルトを締める時にはナットが一体化されたパーツなのでナットではなくボルトを回さなければならずちょっと大変です。
 ロアアーム付け根付近はスタビライザーなどで結構狭いですが、ロアアームバーの取り付け部分は(1)の画像のように斜めにカットされているのでちょっとがんばればエアツールなどは使わなくても締めることができると思います。
 1JZ-GTE換装でやはりオイルパンがやや下がっているように思えますが、干渉はしませんでした。
構造上これ以上オイルパンが下がることはまずないと思いますので、他の1JZ換装の方もおそらく問題なく装着出来るのではないかと思います。
 後日装着後の車高をはかってみましたが、前後RS★Rのダウンサス+KYBのショック+クスコのピロアッパーという仕様に205/60-15のタイヤで地上高が85mmほどでした。
ロアアームバーの注意書きには装着状態で最低地上高9cmをクリアしていれば車検対応とありますから、この時点でクリアできてませんね(^^;
まぁ、私の場合はマフラーパイプが55mm程度の高さしかない場所もありますのでどちらにしろだめですが・・・。
ロアアームバーによって地上高は低くなりますが、ちょうど左右のタイヤの間にある部分ですから、滅多に擦ることはないと思います。
北海道だと冬場にトラックの泥よけから落ちた氷などをまたいだときにはロアアームバーで砕くしかないでしょうが(^^;
 走行性能に関しては、コーナーリング中にバンプしたときにフロントが横っ飛びするような挙動が少なくなったように感じられました。
これはすでにタワーバーを装着していたので微妙な差ですが、なにもない状態からロアアームバーだけつければかなりの差を感じられたかもしれません。
ややフロントヘビーでアンダー気味だったJZX71ですが少しは改善されたように思います。
装着もDIYでできそうなことがほとんどでしたし、パーツの価格も高くはないですから、つけてみる価値はある一品だと思います。



◆(1)ロアアームバー全体像

◆(2)左フロントロアアーム ◆(3)これが落ちてきます(^^; ◆(4)オイルパンは干渉しませんでした
※写真をクリックすると、拡大写 真が表示されます。

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