Project No.2(2000年11月17日公開)

「JZX71のタービンを復活させろ!」
〜タービンブローからの奇跡の復活〜

 最初にお断りしておきますが、今回画像ないです(^^;
理由(言い訳)としてはタービンブローのショックとその交換をJZXうぐぅ師と私の二人でやったことの辛さで写真を撮る余裕がまったくありませんでした。
頭にオイル垂らしながら作業した二人に免じて画像がないことをお許しください<(_ _)>
 ただ本当になにもないとページがさみしいので一応カタログ記載の1JZ-GTEの画像だけ貼っておきます。
 JZX90のカタログにのっていた物なので若干違いますが、だいたいこんな感じの1JZ-GTEがJZX71にきつきつで搭載されています。
まずブローしてしまったタービンをはずすのですが、吸気関連のパイプは割と簡単にはずれましたが、エキマニからタービンの間はきつすぎて手持ちの工具でははずれそうもなかったので急遽農家をいとなむ親戚宅でちゃんとしたメガネレンチなどを拝借してはずしました。
ウマもなく、2トンジャッキだけでジャッキアップし、狭いエンジンルームの上と下から作業をすすめましたが、とことんつらいです。
二度とタービン交換を自分でやったりするまいと心に誓った二人でした。
結局丸2日以上かかりましたが、なんとかリビルトタービンに交換することができました。 
交換2日後くらいに、親戚宅から拝借していた、工具類を返しに行った帰り、とある農道を走行していたら、後ろからリッタークラスと思われるバイクが近づいてきて対向車などおかまいなしで一気に抜き去られたため、過酷なリビルトタービン高負荷テストに踏み切りました。
すると道がすいていたことにも助けられ5km以上の道のりをバイクについていくことができました、タービンはこれに耐えてくれたので、その後は非常に安心して踏むことができています。
元々くたびれていた純正タービンからより精度の高いリビルトタービンに交換されたせいか、前よりも下から回るように思え、ピークのパワーはあきらかにあがったように思いました。
一度クーラントを抜いていたため、エアが抜けきるには1週間近くかかりましたが非常に快調になりました。
 しかし、この1ヶ月後にあのような惨事になるとは私自身まったく予想しておりませんでした。
 次号、「Project No.3 JZX71の外装を復活させろ!」乞う、ご期待!



◆JZX71搭載の1JZ-GTEと同型式のエンジン
(カタログ画像提供:JZXうぐぅ師)
※写真をクリックすると、拡大写 真が表示されます。

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